紫外線が日焼けの原因といっても、それだけで日焼けができてしまうわけでもないのです。

皮膚に紫外線が当たることで、皮膚の基底層にあるメラニン細胞が刺激されると、メラニン色素が生まれて日焼けが起きてしまうというしくみなのです。メラニン色素とは、日焼けだけでなくしみやそばかすも発生させるのです。

紫外線の種類はいくつかあって、その中でも代表的なものにUVAとUVBがあるのです。皮膚が赤くなって日焼けするのがUVBの働きで、黒くなって日焼けするのはUVAの働きです。

紫外線のせいで、毎日の暮らしの中でも日焼けをすることになるのです。こんな紫外線から肌を守るためには、外出の前に日焼け止めクリームを塗るのを忘れないことです。

日焼け止めクリームを塗るときに肌が白っぽくなってしまうのを気にして、薄く塗る人が多いようです。けれどもあまりに薄く塗ると普通の化粧と同じように落ちやすくなり、汗を拭いたりすると完全に取られてしまうこともあるのです。日焼け止めとしての効果を期待するにはこれではだめです。日焼けをしないためなのですから、やはりクリームはしっかり塗り、さらに2,3時間おきに塗りなおすようにすれば、日焼けを防止するのに効果は絶大です。外出先でもすぐ塗れるように、日焼け止めクリームはいつも携帯するようにしましょう。