日焼け止めクリームは、数多くある日焼け止め用スキンケア商品の中で、もっともよく使われているタイプといえるでしょう。

たくさんのスキンケア商品がドラックストアやスーパーのほか、コンビニでも手軽に購入できるようになっています。日焼け止めクリームは、肌を紫外線の刺激から守るための必須アイテムですが、数多く出回っている日焼け止めスキンケア用品から購入するものを選ぶ際には、気をつけたほうがいことがあるのです。

日焼け止め化粧品に必ず書いてあるのがSPFです。シミやそばかす、そして皮膚がんの原因でもある紫外線B波を遮断する力を表しているのが、SPF値です。この数値は、日焼け止めなどを一切つけていない素肌と比べて、日焼けが始まるまでの時間を何倍にまで延ばせるかという目安なのです。もしSPF値が2だとすると、日焼けが始まるまでの時間は素肌の場合の3倍だと思えばいいでしょう。

また、SPF値と同様に記されている数値があり、これがPA値です。この値は+、++、+++というように3段階で示され、皮膚を黒くしたりしわやたるみを作る元である紫外線A波(UVA)を防止する力を表しているのです。

また肌にできるだけ負担にならないものを使用するためには、日焼け止めクリームの中でも香料や着色料、そして防腐剤、紫外線吸収剤などが使用されていないものを選ぶようにするといいでしょう。紫外線から肌を守る日焼け止めクリームも、長時間の使用は肌にとっていいことではありません。SPFも高いほどいいというわけではなく、肌への負担を考えるなら、日常生活ではSPF20くらいの日焼け止めクリームくらいでいいでしょう。